外反母趾を治すのには病院を除いては5万円以内に収められる

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皆さんは外反母趾を治すのにお金を使い過ぎです。今年になって当研究所にいらっしゃった方でもこれまでに30~40万円を使ったという方が数名いました。もっともお金があり余って、使い道に困っているのならばどんどんお使いになればいいと思うのですが、多くの方はなるべく出費を抑えたいと思っていらっしゃると思います。そこで今回はどうすれば無駄な出費が抑えられるか、そして外反母趾を治すには何をすれば「費用対効果」が上がるのかを述べてみたいと思います。外反母趾の患者さんを20年間にわたって診ての結論です。

1.良い治療院の選び方

まず治療院を探し出したら、そこの院長先生に尋ねてみましょう。対応したのがスタッフの方だったら、院長先生に伝えてもらいましょう。何をでしょうか?

「私の外反母趾はどのくらいで真直ぐになりますか」
「真直ぐにならないとしたらどの程度まで改善しますか」
「院長先生がおっしゃった程度にまで改善するには何回くらい通えばいいですか」
「痛みはどのくらいでなくなりますか。何回くらいかかりますか」

院長先生の目をしっかり見ながら真剣に尋ねましょう。そのとき真剣に答えてくれるかどうかです。真剣に答えてくれているかどうかは目を見れば分かります。

もし、真剣に答えてくれている先生が「人それぞれ違いますから、やってみなければ分かりません」と答えたら、別の治療院を探しましょう。おそらく外反母趾を扱った件数が少ないか、件数は多いが長続きする患者さんが少なかったのが原因で、判断できるだけの症例を持ち合わせていないのだと思います。

 

2.筋肉を鍛えろと言われたら、根拠を説明してもらう

しっかりと筋肉を鍛えることが大事だと言われたら、尋ねてみましょう。

「マラソン選手やサッカー選手など、足をよく使うスポーツ選手でも外反母趾の人がいますが?」
「それは□%○△$#□%○△$#・・・」
「もし先生のおっしゃることが本当ならば、根拠になる論文は出ているのですね」
「いや、それは・・・」

少なくとも私が調べた限りでは
筋肉を鍛えたら外反母趾が改善するという論文はないと思われます。

逆に筋肉を鍛えても意味がないのではないかと思われる論文はあります。
それはじっと立っている時に、足のアーチを支えるのに筋肉はまったく働いていないのです。
これは「2種類の筋肉群は足の3大アーチをどのように支えているのか」に書いてあります。

外反母趾の足は横アーチが低下していますが、
じっと立っている時に、その横アーチを支えているのは骨と靭帯じんたいだけで
筋肉はまったく働いていないのです。
靭帯じんたいとは骨と骨を結ぶ硬いスジです。

働いていないものを鍛えてどうなるのでしょうか。
筋肉を鍛えろと言われたら、別の治療院を探した方が無難です。

 

3.外反母趾が完治した女性アナウンサーのその後

外反母趾を完治させたことで一躍有名になった女性アナウンサーがいらっしゃいます。
海保知里かいほちさとアナウンサーは2006年3月17日放送のテレビ番組「はなまるマーケット」で、
外反母趾であることが分かり、教えられた「つま先立ち運動」を継続し、
同年8月17日放映分でほぼ完治したことを発表しています。

ところが2013年4月13日付のブログで
「ちょっと歩いただけで 外反母趾のところが痛みだし」と書かれています。
つまり外反母趾が再発したのであると思われます。

なぜ完治状態だった外反母趾が再び現れたのでしょうか。
これは外反母趾のメカニズムを知れば当然のことです。

外反母趾になる人は足に捻じれやゆがみがあるのです。
それをそのままにしていたら、たとえ一時は外反母趾が改善しても
再び骨が外反母趾になるような方向に動いてしまうのです。

ですから海保アナウンサーは
足の捻じれやゆがみの影響が出ないような対策をすればよかったのですが、
それをされなかったので外反母趾が再発してしまったと思われます。

では再発を防止するためには何をすればよかったのでしょうか。
それは構造的に優れた靴と、機能的に優れた足底板を使うことです。
これらを使っておけば改善された足の状態を維持できたと思われます。

またつま先立ち運動を始めたときから、これらを継続して使っていれば
もっと改善のスピードが高まったことでしょう。
それを思うととても残念です。

 

4.靴と足底板以外は自分でやればいい

では皆さんは何をすればよいでしょうか。
それは海保アナウンサーが行ったことと同じことをすればいいのです。
毎日しっかりとつま先立ち運動を続けましょう。
そのやり方は「つま先立ち運動とそのパワーアップ版で外反母趾を改善させる」に書いてあります。

そして同時に海保アナウンサーに足りなかったことを補うことをすればよいです。
よい構造の靴を選び、その中に足底板を入れておけばいいのです。

そしてこれを真剣に続けたら改善することが多いと思います。
もし改善が少なかったとしたら、あるいはほとんど改善しなかったとすれば、
それがあなたの外反母趾の改善の限界なのです。
それ以上の改善を求めるのであれば、手術しかありません。

足の筋肉や関節をあれこれ調整して、親指の角度が少々良い方向に変わったとしても、
足の捻じれやゆがみがあるので、すぐに元の状態に戻ってしまいます。

 

5.まとめ

  1. まずウォーキングシューズを1つ準備しましょう。ニューバランス、アシックス、ミズノ-などの靴で、12000円以上のものだったらほぼよいですが、念のためチェックポイントを確認してください。
  2. この中に足底板を作って入れます。足底板は体重をかけない状態で作ったものでなければだめです。17000円くらいします。
  3. あとは自宅で履く特殊なサンダルがあればいいでしょう。9500~10000円します。これで合計39000~38500円です。5万円で収まります。病院で手術となればもっと費用がかかります。
  4. そして毎日つま先立ち運動を続けたらいいのです。
特殊なサンダル

特殊なサンダル

ここまでやって外反母趾が治らなかったらあとは手術しかありません。
もっともひとつだけ書き忘れたことがありますが・・・

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