外反母趾で靴の脱ぎ履きが激しい方にはこの2つがお薦めです

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外反母趾の人はしっかりした構造の靴を選び、その中に足の捻じれやゆがみを補正する足底板を入れ、そして履くたびにきちんと靴ひもを結んでから歩くことが必要です。しかし世の中には靴ひもを結ぶ余裕のない仕事をしている方々もいらっしゃいます。このような方々にお薦めしたいものが2つあります。それはファスナー付きの靴と特殊なサンダルです。これらを使えば靴ひもをしっかり結ぶという壁が越えられそうです。

1.靴ひもを結ぶ余裕がない

日本は欧米とは違って、一般的に土足のままで家の中に入ることができません。これは外反母趾の方々にとってとても大きな壁になることがあります。

いや外反母趾だけではありません。膝や腰や、外反母趾以外の足のトラブルを抱える方々にとっても大きな壁となることがあります。

それは靴の脱ぎ履きの頻度の高い方々にとって大きな壁になります。
靴の脱ぎ履きの頻度が高いと靴ひもをゆっくりと結ぶチャンスがなくなることがあります。

靴ひもをしっかり結ぶことは、足や膝や腰のトラブルを抱える方々にとってはとても大事なことです。
そのチャンスを失うことは足や膝や腰のトラブルを防ぎづらくなるのです。

たとえば幼稚園や保育園で子どもさんたちのお世話をしている方々、または引っ越し業者の方々。
あるいは商店を経営したり、商店で働いたりしていて、上がったり下りたりしている方々などです。
こういった仕事をしている方々は靴ひもを結んでいる暇がなくなります。

結局、靴の後ろを踏んでスリッパのようにしたり、ひもを緩めたままで履いたりしています。
すると外反母趾だけではなく、足や膝や腰のトラブルがとても改善しづらくなります。
改善しづらくなるだけではなく、悪化することさえも珍しくはありません。

たとえ構造的に優れた靴を購入し、
その中に足の捻じれやゆがみを補正する足底板(インソール)を入れたとしても
その靴や足底板を十分に働かせることができません。

いったいどうすればよいのでしょうか。

 

2.ファスナー付きの靴

そんなときに便利なのはファスナーの付いた靴です。

本当はファスナー付きの靴は余程の高齢の方か、
手が不自由でひもが結べない方以外にはお勧めしたくはありません。

靴を履くたびにしっかりと靴ひもを結ぶ方がはるかに良いからです。
ファスナーがあるとどうしても靴ひもを結ばなくなる傾向があるのです。

しかし靴の着脱が激しくて、いい加減な靴の履き方をしたりスリッパを履いたりするよりは
ファスナー付きの靴を使う方がはるかに良いのです。

下記の靴はニューバランスから発売されているウォーキングシューズです。
側面にファスナーが付いています。

ファスナー付きのウォーキングシューズ

ファスナー付きのウォーキングシューズ(ニューバランス)

まずはファスナーを上げたままの状態で靴ひもを緩めてください。
そして靴に足を入れて靴ひもをしっかりと締めます。

次回からは靴ひもを緩めずに、ファスナーを下げて足を入れます。
そしてしっかりとファスナーを上げます。

履くときに靴ベラがあると便利です。
100円ショップに行けば、携帯用の靴ベラが売られていますので、
ひとつ購入してポケットに入れておきましょう。
(100円ショップの中で、購入前にポケットに入れてはだめです!)

靴ベラ

100円ショップで購入した靴ベラ

自宅を出るときや、職場から帰るときのように
時間的に余裕のある場合には
しっかりと靴ひもを緩めてから靴を履いて下さい。

ファスナーを使うのは時間的に余裕がないときだけです。

また足底板そくていばんを入れておくことも忘れないようにしてください。
足底板については「外反母趾の痛みを劇的に改善するクツの中敷き(インソール) 」をご覧になってください。

 

3.ファスナー付きの靴の選び方

ファスナー付きの靴を選ぶときには3つのポイントに注意してください。
一般的な靴の選び方と同じですので、詳しくは
外反母趾の人生をバラ色にするシューズ選びの3つのポイント」を参照してください。

3-1.ヒールカウンターがしっかりしていること

ヒールカクンターというのはカカトの周りの部分です。
これが柔らかいとカカトが倒れやすくなります。
カカトが倒れやすいとさまざまなトラブルが起こります。

ヒールカウンター

ヒールカウンターがしっかりしている靴を選ぶ。

3-2.靴を捻っても90度以上捻じれない

90度以上捻じれる靴は、足そのものが内側に倒れやすくなります。
足が大きく内側に倒れるとさまざまなトラブルを起こします。

靴の構造

簡単に捻じれる靴は避ける。構造がしっかりしていることが大事。

3-3.足の指の付け根の部分に一致したところで反る

つまり足の反る位置と靴の反る位置が一致していることが重要です。

靴の反る位置

足の指の付け根に相当する部分で反ること。

子どものズック靴は前後方向に圧縮すると、中央部分で反ります。
これは足の骨格の完成されていない子どもにとっては特に悪いです。

子どもほどしっかりした構造の靴を履かせなければいけないのですが、
日本の状況は欧米とはまったく逆な状況となっています。

 

4.特殊なサンダル

ファスナー付きの靴の他に、もうひとつお薦めのものがあります。

下の写真はアメリカの足病医が開発したサンダルです。
足底板ほどではありませんが、外反母趾の原因となる足の異常な動きを抑制してくれます。

特殊なサンダル

特殊なサンダル

本来は家の中や、土足厳禁の職場の中で履いていただくためにお薦めしているのですが、
ファスナー付きの靴でも間に合わない場合にはお使いいただいています。

これを使うときは夏場は素足でも良いのですが、寒い場合は5本指のソックスと併用するのが良いです。
5本指のソックスに関しては「テーピングに代わる特殊なソックスの使用が外反母趾を改善!」を参照してください。

 

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