外反母趾なのに皮膚がかぶれてテーピングができないときは?

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「外反母趾なんですが、皮膚がかぶれるためテーピングができません」
患者様から何度か聞いた言葉ですが、じつはかえってよい結果が出ることが多いのです。テーピングができない人で外反母趾が改善した人がけっこういらっしゃるんですね。
なぜでしょうか。多くの方はテーピングで足指を広げることができないから、外反母趾が改善するわけがないと思うかもしれません。でも実際はちょっと違うのです。

1.外反母趾はなぜ起こるのか

外反母趾の最大の原因は遺伝です。
ほとんどが遺伝だと考えて間違いありません。

遺伝するのはいったい何なのか。
外反母趾が直接親から子どもに遺伝するわけではありません。

外反母趾になりやすい足の形が遺伝するのです。
この外反母趾になりやすい足の形を変えない限り、

歩き方を変えようが、つま先立ち運動をやろうが、
外反母趾は改善しないか、一時的に改善したとしても元に戻ります。

遺伝の力を甘く見てはいけません。
これに続く外反母趾の原因が靴(ハイヒールを含む)と女性です。

外反母趾と遺伝の関係は下記の記事をお読みください。
悲しいけれども遺伝は外反母趾の原因の中でも最大のものだ!

 

2.生活習慣は外反母趾の原因か

生活習慣の中で外反母趾の原因だとはっきりと分かっているものは
履きもの、つまり靴だけです。

これ以外に分かっているものはありません。
これはきちんと論文になって発表されています。

ところが世間では論文にもなっていない、
自分の頭の中で想像したことを、勝手に広めている人もいます。

別に何を主張しようが勝手ですが、
それを信じた人は大迷惑です。

今から35年ほど前に、身体を壊して色々な治療や施術を渡り歩いた私は
最後にお茶の水クリニックの森下敬一博士に出会い、

玄米菜食と各種の薬草茶、そして先生の作り出したサプリメントで
健康な体を取り戻すことができました。

しかし森下先生にたどり着くまでには紆余曲折があり、
さまざまな療法を試してみました。

現在 外反母趾で悩み、色々なことを行ってはいるが
改善させることができない方々は
私にとって他人ごとではないのです。

ですから現在外反母趾の方々には
できるだけ正確な情報を届けようと頑張っているのです。

もう一度繰り返しますが、
生活習慣の中で外反母趾の原因であると証明されているものは
履きもの(靴)以外にはありません。

外反母趾と履きものの関係は下記の記事をお読みください。
靴を履く生活では裸足の生活よりも外反母趾になる人が増える
ハイヒールが外反母趾の原因であることを男性が証明していた

 

3.外反母趾になりやすい足の形が遺伝するとは?

外反母趾になりやすい足の形が遺伝するとはどういうことでしょうか。
欧米で研究されている「足病学そくびょうがく」という学問では、
足の変形(ねじれやゆがみ)が外反母趾の原因だとされています。

もう少し詳しく言うと、
足に変形があるとカカトが大きく内側に倒れてしまい、
その異常な動きが足の先の方に伝わって
外反母趾を引き起こしてしまうということです。

外反母趾の詳しいメカニズムは下記の記事をご覧になってください。
足病学で説明されている、外反母趾発生の真のメカニズムとは

 

4.テーピングを使わずに外反母趾を治したアナウンサー

皆さんはアナウンサーの海保知里さんを知っていらっしゃると思います。
アナウンサーの中でも超一流ですので当然のことかと思います。

この方は外反母趾でしたが、つま先立ち運動を根気よく続けられて、
みごとに外反母趾を完治させました。

しかし数年後のブログでは外反母趾の痛みを訴えています。
つまり外反母趾が再発したわけです。

完治していたのに、なぜ再発したのでしょうか。
それは海保さんの足が外反母趾になりやすい足の形だったからだと思います。
この足の形の影響を防がなかったから、外反母趾が再発したわけです。

 

5.外反母趾になりやすい足の形の影響を防ぐには

では外反母趾になりやすい足の形を変えることはできないのでしょうか。
残念ながらそれはできません。
筋肉を鍛えても難しいと思われます。

では外反母趾になりやすい足の形を
変えることができないのならばどうすればよいのでしょうか。

それは簡単です。

足の変形の影響が出ないような靴の中敷きを作ればよいのです。
そしてそれを使いながら、海保さんと同じことをすればよいのです。

つま先立ち運動は下記の記事を参考にしてください。
つま先立ち運動とそのパワーアップ版で外反母趾を改善させる

 

6.靴の中敷きの選び方

靴の中敷きは色々なものが売られていますが、
その人の足の動きを正常に近づける機能を持ったものとなると
医療用のものであり、それは足底板そくていばんと呼ばれるものです。

しかもこの足底板は体重をかけずに作ることが大事なのです。
体重をかけた瞬間に多くの足はつぶれてしまいます。

つぶれた足に合わせて足底板を作ってもよいものは作れません。
体重をかけない状態で、その人の足を
理想的なポジションにして作る足底板がもっとも優れています。

足底板に関しては下記の記事をお読みください。
外反母趾の痛みを劇的に改善するクツの中敷き(インソール)

 

7.最後に

外反母趾改善に必要なことをまとめてお話しましょう。

  1. きちんとしたウォーキングシューズを買いましょう。
  2. 自宅では靴を履けませんから特殊なサンダルをお勧めします。
  3. 自分の足に合った靴の中敷き(足底板)を作りましょう。
    そしてそれは体重をかけない状態で作らなければいけません。
  4. 毎日つま先立ち運動を続けましょう。
  5. テーピングのできる方は併用してもかまいません。
    が、かぶれる方は無理にしないでもいいです。

これを半年から1年続けてください。
よい結果が生まれることと思います。

[参考]特殊なサンダル

特殊なサンダル

特殊なサンダル

 

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治療家も真っ青!超短期間で痛みを1/10にする方法

この記事は 2で読めます。

足や膝や腰のトラブルに関しては

さまざまな施術方法が存在します。

 

しかし欧米で研究が進んでいる「足病学」の理論に基づいた施術方法は

まだ一般的には知られていません。

 

私たちの身体の構造は多くは遺伝によって

両親から引き継いでいます。

足の構造も両親のどちらかから引き継いでいるのです。

 

足に異常な構造があると、それは足の異常な動きを生みだし、

さらにスネ、膝、フトモモ、骨盤、背骨に異常な動きを発生します。

 

その異常な動きは

シンスプリント、変形性膝関節症、変形性股関節症、坐骨神経痛、

腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰痛、

頸の痛み、猫背、ストレートネックなど

さまざまなトラブルを引き起こすのです。

 

これらの疾患から来た痛みを改善するのには

まずは足の異常な構造を足底板(そくていばん)によって補正し、

足の正しい動きを作ってやらなければなりません。

 

そして身体の動きを正常に近づけた上で、

痛みを出している部分(ほとんどは筋肉です)の施術を行います。

 

欧米では足底板はごく一般的に使用されていますが、

日本ではあまり一般には知られていません。

 

あなたも足病学に基づく施術を受け、

一日も早く、身体のトラブルを改善させてください。


一日も早く身体の痛みを解消したい方はこちらへ

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