趾節間外反母趾とはどういう状態で、その予防法と治療法は?

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外反母趾というと親指の付け根で親指が外側にねじれながら曲がっている状態ですが、この普通の外反母趾とはまた違った外反母趾があります。
この特殊な外反母趾は親指にある2つの骨で形成される関節において、親指自体の形が外側に曲がったものです。
この普通の外反母趾とは異なった外反母趾は「趾節間外反母趾」と呼ばれています。

1.趾節間外反母趾とは

ふつうの外反母趾が親指の付け根の関節(第1中足趾節関節ちゅうそくしせつかんせつ)で外側に曲がっているのに対して、趾節間外反母趾しせつかんがいはんぼしとは親指の中にある関節(趾節間関節しせつかんかんせつ)で親指自体の形が外側に曲がっている状態です。

親指にある2つの骨の軸、すなわち基節骨きせつこつの軸と末節骨まっせつこつの軸でできる角度を趾節間外反母趾角しせつかんがいはんぼしかくといいます。この角度は通常は0度よりも大きく4度よりも小さいのですが、これが4度を超えると趾節間外反母趾しせつかんがいはんぼしと呼ばれるようになります。

骨の関節の名称

足の親指に関する骨と関節の名称

趾節間外反母趾角

趾節間外反母趾角

ふつうの外反母趾と違って遺伝的な傾向は少なく、どちらかというと発育の過程で親指に生じた変形です。

若い人に多く、足が大きくなったために小さくなってしまった靴を履き続けていることによって起こることが考えられます。

ふつうの外反母趾とともに存在することもありますが、一般的にはそれ単独で存在します。

親指には基節骨きせつこつ末節骨まっせつこつの2つの骨があります。たいていの場合、問題は基節骨きせつこつのみにありますが、末節骨まっせつこつが変形していることがあり得ます。

趾節間外反母趾

趾節間外反母趾(左右)

 

2.趾節間外反母趾の予防と治療

2-1.治療

痛みがある場合は治療を行わなければいけません。

靴を変ることによって対応しますが、それでも痛みがある場合には外科的手術を行います。
ただし手術は成長期を過ぎてから行います。

外科治療はAkinの骨切り術です。これはくさび形の骨片を取り除いて、末節骨まっせつこつを親指の外側から移動させて真直ぐの状態にして固定します。同時に第1および第3中足骨ちゅうそっこつよりも比較的長い第2中足骨ちゅうそっこつも短くします。第2中足骨ちゅうそっこつが長いままですと、その足底面に痛みを生むからです。

2-2.予防

子どもの足の成長は一定していません。絶えず靴の大きさに注意をし、足よりも小さなクツを履かせないようにするべきです。

 

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