保存版!外反母趾の痛みを3日以内に取り除くかんたんな方法

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外反母趾の痛みはつらい。痛みがひどい人になると歩くことすらしづらくなる。
私のところにはそういった数多くの患者様が尋ねてくる。
世の中には手術以外に様々な外反母趾の治療方法がある。
ここではあなたがあまり努力しないで実行できることを、できる順番に並べてみた。
毎日時間をかけて行わなければいけないことだったら、おそらく続かないであろう。
根気のいることは一切書いていない。
ここに書いていることを実行してもったら7割くらいの人は痛みを感じなくなるはずだ。
残りの3割の人は完全に痛みがなくならないとしても、痛みが軽減するであろう。
金曜日の朝に準備を始めて、日曜日の夜にはほぼ痛みが止まっていることもよくある。

1.外反母趾と強剛母趾

その前にどういうものが「外反母趾の痛み」であるのかを説明する。外反母趾というのは足の親指が小指側に15度以上(20度以上と定義することもある)曲がっている状態である。

外反母趾があって、靴を履いて歩いたときに足の親指の付け根の内側が痛い場合、その痛みはほとんどが外反母趾の痛みである。

外反母趾の痛みに似たものに、強剛母趾きょうごうぼしの痛みがある。これは親指の付け根全体が痛む点で外反母趾の痛みとは違う。そして強剛母趾の場合は親指が反りにくいことが特徴である。

親指が反ると痛いので、靴を履かなくても歩くたびに痛みが出る。強剛母趾の対処方法もあとで述べよう。外反母趾があって、かつ靴を履かない時にも痛い場合は、外反母趾と強剛母趾の両方を持っている可能性が強い。この場合は強剛母趾の対処方法を行う。

2.外反母趾の痛みの対処方法

2-1.包帯と5本指ソックスを使う

近所の薬局やスーパーで包帯と5本指ソックスを買ってくる。
包帯は「5れつの包帯」を買う。「5裂の包帯」といえば薬局の方も分かると思うが、「幅6センチの包帯」のことである。これをまず準備する。
5本指ソックスは自分の足の大きさのものであればよい。

この包帯を下記のような方法で足の指の付け根に巻く。
包帯を巻き終わったら、その上から5本指ソックスを履く。
これだけでもかなりの人が痛みを感じなくなるはずだ。
パンプスを履くときには滑り止めのついたストッキングを履く。

包帯の巻き方1

まず甲の周りを1周。

 

包帯の巻き方2

斜めに上げる。

 

包帯の巻き方3

斜めに下げる。

 

包帯の巻き方4

再度、斜めに上げる。

 

包帯の巻き方5

再度、斜めに下げる。痛みが強い場合にはもう一度繰り返す。

 

包帯の巻き方6

甲の周りを1周させる。

 

包帯の巻き方7

最後に絆創膏やテープで止める。

 

包帯の巻き方8

5本指ソックスの装着する。

 

2-2.構造のしっかりした靴を買う

2-2-1.ウォーキングシューズ

履くのはウォーキングシューズがよい。パンプスを履かなければいけない場合は次に述べる。

ウォーキングシューズを選ぶポイントは3つある。

  1.  カカトの周りが硬くてしっかりしている。
  2. シューズを捻っても型崩れしない。
  3. シューズの反る位置が、足の指の反る位置と一致している。
ウォーキングシューズ

ニューバランスのウォーキングシューズ

ウォーキングシューズはアシックス、ミズノ、ニューバランスのものをお勧めする。
12000円以上のものが構造的にしっかりしている。価格の安いものは構造的に劣ることが多い。

2-2-2.パンプス

パンプスを選ぶ条件もウォーキングシューズとほぼ同じであるが、パンプスの場合はヒールの高さが条件として加えられる。

  1. カカトの周りが硬くてしっかりしている。
  2. シューズを捻っても型崩れしない。
  3. シューズの反る位置が、足の指の反る位置と一致している。
  4. ヒールの高さは3~4センチ。ペッタンコのものよりも少しヒールがあった方が良い。
パンプス

メディフィットのパンプス

 

2-3.足底板とインソール

2-3-1.ウォーキングシューズ用足底板

これは少しハードルが高いかもしれない。大阪や東京などの大都市であればすぐに手に入るが、地方だと難しいかもしれない。ただ包帯、5本指ソックス(またはストッキング)、ウォーキングシューズ(またはパンプス)だけでもかなりの人の痛みが止まるはずである。

外反母趾の原因はほとんどが足の「ねじれ」や「ゆがみ」である。これが親から子へ、子から孫へと遺伝されるのである。

足の形は父母のどちらかの特徴を引き継ぐので、運悪く外反母趾の親の特徴を受け継いだ場合は外反母趾になる確率が非常に高くなる。この足の「ねじれ」や「ゆがみ」を足底板で補正するのである。

ここで非常に大事なことがある。足によっては体重をかけると足の形が変わってしまうのだ。体重がかからない場合にはアーチがきれいにあっても、体重をかけるとアーチが潰れることが多い。

潰れた状態で足底板の足型と採ると、立ったときに足を理想的な状態からは「かけ離れた」状態にしてしまう足底板ができ上がるのだ。だから足底板を作るときには体重をかけて足型を採らない方がよい。いや、採ってはいけない。

スーパーフィート社の「カスタム・フィット(Custom Fit)」という商品は体重をかけない状態で作られるので、足を非常に良い状態に維持してくれる。これはイスに腰をかけた状態で作製するので、足がつぶれる心配がない。

足底板の作製

体重をかけずに作る足底板

足底板ではなく「インソール」と呼ばれる既製品もあるが、痛みのある人は足底板を作ろう。大阪在住の方は当院でも作ることができるが、それ以外の場所に住んでいらっしゃる方は店舗検索で調べてほしい。

2-3-2、パンプス用インソール

パンプス用の足底板もないことはないが、かなり高価であるので、まずは既製品であるインソールを使ってみよう。
スーパーフィート社の「デラックス・ドレスフィット(DELUX Dress-Fit)」やノースウェスト・ポディアトリック・ラボラトリーの「OTCオーソティックス」などがよい。

デラックス・ドレスフィット

スーパーフィート社の「デラックス・ドレスフィット」

 

OTCオーソティックス

NWPLのOTCオーソティックス

 

3.強剛母趾の痛みの対処方法

3-1.包帯と5本指ソックスを使う

「外反母趾の痛みの対処方法」では包帯と5本指ソックスとを使って痛みを止める方法を説明したが、強剛母趾の痛みの対処方法も同じである。

ただし、強剛母趾の場合は外反母趾の場合よりも包帯を厚めに巻かなければいけない。これは親指がなるべく反らないようにするためである。外反母趾の場合よりも2~3回多く巻くのが良い。

3-2.構造のしっかりした靴を買う

3-2-1.ウォーキングシューズ

ウォーキングシューズを選ぶ条件は、外反母趾の場合とほぼ同じであるが、1つだけ違う。強剛母趾の場合は親指の付け根の部分が柔らかいと、反りやすくなって痛みが出やすい。だから足の指の付け根に相当する部分が、硬くて反りにくいものがよい。

しかしその部分が硬くてまっすぐであれば歩きにくいので、つま先の部分が少し上がったものでなくてはならない。ミズノの靴はこの部分がしっかりしたものが多い。

強剛母趾の人のためのウォーキングシューズ条件としては次の3つということになる。

  1. カカトの周りが硬くてしっかりしている。
  2. シューズを捻っても型崩れしない。
  3. 足の指の反る位置に相当するシューズの部分が硬くて反りにくく、かつつま先の部分が少し上がったもの。

3-2-2.パンプス

強剛母趾の人のためのパンプスを選ぶ条件もウォーキングシューズと同じであるが、パンプスの場合はヒールの高さが条件として加えられる。

  1. カカトの周りが硬くてしっかりしている。
  2. シューズを捻っても型崩れしない。
  3. 足の指の反る位置に相当するシューズの部分が硬くて反りにくく、かつつま先の部分が少し上がったもの。
  4. ヒールの高さは3~4センチ。ペッタンコのものよりも少しヒールがあった方が良い。

ただパンプスよりはウォーキングシューズを使う方が無難である。痛みが強い場合にはウォーキングシューズにしてほしい。

3-3.足底板とインソール

足底板やインソールは外反母趾と同じであるので、外反母趾のところの「2-3.足底板とインソール」を読んでほしい。

4.医師にかかることの重要性

まずは必ず医師には診てもらい指導を仰ごう。これはとても重要なことである。あなたが考えている病気以外に、他の病気が隠れていることもあるのだ。プロフェッショナルである医師はそれもきちんと見つけてくれる。その上でセカンドオピニオンとして上記の対処方法があなたのお役に立てば幸いである。

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