しゃがむと足の甲が痛む/手術後の外反母趾の再発を防止する

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しゃがんだときに足の甲が痛むのはどこに原因があるのでしょうか。足の甲に原因があると思って病院を訪れ、レントゲン写真を撮ってもらっても骨に異常は見られません。医師も首を捻ることがあります。こういう場合はほとんど筋肉に原因があります。今回はこの症状について述べました。また外反母趾の手術後にふたたび痛みが出る場合がありますが、その対処法についても書いています。(メルマガ2016年2月6日号)

1.しゃがむと足の甲が痛む

1-1.なぜ痛みが出るのか

床の拭き掃除のときに、ヒザを床につけて足を立てると甲が痛い。
正座をした後に、立ち上がるときに足の甲が痛む。

野球やソフトボールのキャッチャーをすると、足の甲に痛みがある。
和式トイレで足の甲に痛みが来る。

こんな症状の方はよく来院されます。
時には足の甲ではなくて、スネに痛みが来る場合もあります。

前脛骨筋

前脛骨筋

こういう症状のある方は、ほとんどスネにある筋肉が硬くなっています。
病名は「筋筋膜性疼痛症候群」です。
「きんきんまくせい・とうつう・しょうこうぐん」と読みます。

スネにある筋肉(左図)は足首を反らす作用がありますが、
この筋肉が使われ過ぎると硬くなり、痛みを出すことがあるのです。
筋肉の名前は「前脛骨筋ぜんけいこつきん」です。

痛みは正座をしたときのように、
筋肉が引き伸ばされたときにも出ますが、

逆にしゃがんだときのように、
筋肉そのものが縮められたときにも出ます。

1-2.自分で痛みを取り除く方法

1-2-1.マッサージ

この痛みを取り除くためには
まずは筋肉をマッサージしてほぐすことから始めましょう。

手でマッサージしてもかまいませんが、
すぐに指が疲れてしまいます。
そんなときは足を使いましょう。

右のスネの筋肉をほぐす時には
左足のカカトを右のスネにのせて
上下にゴリゴリとマッサージします。

スネのマッサージ

手を使った右スネのマッサージ

マッサージ

カカトを使った左スネのマッサージ

 

1-2-2.ストレッチ

筋肉のマッサージが終わったら、
その筋肉のストレッチを行います。

ストレッチは両手で右足首を伸ばしてもよいですし、
正座ができる人は正座をすることもストレッチになります。

スネのストレッチ

スネのストレッチ

スネのストレッチ

スネのストレッチ(正座)

 

1-2-3.足底板

こういう症状を持つ方は、
普段からスネの筋肉が硬くなりやすいような動きをしています。

その原因は足(足首から先)の捻じれやゆがみにありますので、
その捻じれやゆがみの影響が出ないように、
クツの中に足底板そくていばんを入れておくことが大事です。
足底板に関する詳しい情報は「外反母趾の痛みを劇的に改善するクツの中敷き(インソール)」をご覧になってください。

足底板

足底板

なお自分でマッサージするときはいきなり強くするのではなく、
やわらかい刺激から始めて下さい。

あまり無理をせずに行い、少しでも違和感を覚えたら、
信頼のおける専門家に相談して下さい。

 

2.手術後の外反母趾の再発

2-1.再発することがある

外反母趾の手術を受けたあとはどうすればよいのでしょうか。

まずは担当の医師の指示をよく聞いて
それを守ることが大事です。

そのほかに自分で何ができるでしょうか。
それはふたたび外反母趾にならないように「あること」を行うことです。

そういうと一度手術をしたら
もう外反母趾にはならないのではないのか
と思われるかもしれません。

しかし手術後に再び足の親指の付け根が痛くなって
当院を訪れる方がたまにいらっしゃいます。

2-2.再発する理由

なぜでしょうか?

実は欧米で研究が進んでいる「足病学そくびょうがく」では
外反母趾の原因は足のゆがみや捻じれから来るところの
足の異常な動きだと言われています。

この異常な動きは
「「過回内かかいない(英語ではオーバープロネーション)」
と呼ばれているのですが、

この異常な動きを止めないと、
手術しても再び痛みが出ることがあります。

過回内

足の変形が過回内(オーバープロネーション)を起こす。(Pod Mech vol.2. 株式会社インパクトトレーディング, 2006, p9)

足のゆがみ・捻じれを手術で矯正する訳ではないので、
手術後も足のゆがみ・捻じれは変わらないのです。

2-3.再発の防止

この異常な動きを止めるためには
まずは構造的に優れた靴を選びましょう。
できればウォーキングシューズタイプのものがよいです。

そしてその中に足底板そくていばんを入れて、
足の捻じれ・ゆがみを補正します。
外出時はできるだけ足底板を入れた靴を履いてください。

足底板の挿入

完成した足底板をクツに装着する。

冠婚葬祭の時にはやはり構造的に優れたパンプスに
足底板を入れて歩く方が良いです。
女性はウォーキングシューズでは結婚式場には行きづらいですから。

手術前はもちろん、
手術後も外反母趾にならないような生活を送ることが大切です。

治療家も真っ青!超短期間で痛みを1/10にする方法

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足や膝や腰のトラブルに関しては

さまざまな施術方法が存在します。

 

しかし欧米で研究が進んでいる「足病学」の理論に基づいた施術方法は

まだ一般的には知られていません。

 

私たちの身体の構造は多くは遺伝によって

両親から引き継いでいます。

足の構造も両親のどちらかから引き継いでいるのです。

 

足に異常な構造があると、それは足の異常な動きを生みだし、

さらにスネ、膝、フトモモ、骨盤、背骨に異常な動きを発生します。

 

その異常な動きは

シンスプリント、変形性膝関節症、変形性股関節症、坐骨神経痛、

腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰痛、

頸の痛み、猫背、ストレートネックなど

さまざまなトラブルを引き起こすのです。

 

これらの疾患から来た痛みを改善するのには

まずは足の異常な構造を足底板(そくていばん)によって補正し、

足の正しい動きを作ってやらなければなりません。

 

そして身体の動きを正常に近づけた上で、

痛みを出している部分(ほとんどは筋肉です)の施術を行います。

 

欧米では足底板はごく一般的に使用されていますが、

日本ではあまり一般には知られていません。

 

あなたも足病学に基づく施術を受け、

一日も早く、身体のトラブルを改善させてください。


一日も早く身体の痛みを解消したい方はこちらへ

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