著者が経験した成長痛の話/なぜ病院で痛みが出なかったのか

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今から40年以上も前の話・・・。確か平日の夜9時を少し過ぎたときのことだったと思います。
小学生の私は小児科医院のベッドの上に寝かされて、スボンもパンツも脱がされました。そして右ヒザを立てるように指示され、立てた右ヒザをゆっくりと外側に倒されました。
それよりも2時間ほど前、私は右の内股あたりに強い痛みを感じました。(メルマガ2016年4月30日号)

1.著者が経験した成長痛の話

あの時は確か膝を少し曲げて
横になってテレビを見ていたと思います。

秘儀のフトモモの内側の上部に痛みが出始めたのです。
時間がたってもまったく収まりません。

あまりに痛いもので
母親に近所の内科小児科医院に連れて行かれました。

たしか診療時間は過ぎていました。
母が電話で連絡し、緊急に見てもらったのです。

医師は私の右ヒザを押えて、
その膝をゆっくりと外側に倒していきました。

「痛くない?」
「ぜんぜん・・・痛くないです」

その日の診療はそれで終わりました。
医師はよく分からなかったのだと思います。
しかし話はこれでは終わりません。

家に帰ってしばらくすると再びあの痛みが襲ってきたのです。
私がそのことを母に告げると
「病院では痛くないと言ったのに・・」
と、少々怒っていました。

その後のことははっきりとは覚えていませんが、
痛みはその日だけではありませんでした。
が、何日か経つと痛みはなくなってしまったように思えます。

今でもはっきり覚えているのは
右ヒザを外側に倒すと少し楽だと分かったことです。
そう、あの医師がやっていた検査の方向に動かすと楽になるのです。

なぜなのか・・・

2.なぜ病院の検査で痛みが出なかったのか

おそらく私はフトモモの内側にある
内転筋ないてんきんが悪かったのでしょう。

内転筋が筋筋膜性疼痛症候群きんきんまくせいとうつうしょうこうぐんを起こしていたのです。
「きん・きんまくせい・とうつう・しょうこうぐん」です。
長い病名ですね。

フクラハギの「こむらがえり」を考えて下さい。
これはフクラハギの筋肉が筋筋膜性疼痛症候群きんきんまくせいとうつうしょうこうぐんを起こしているのですが、

このフクラハギの筋肉をストレッチすると
つまり足首を反らすと痛みは楽になります。

フトトモの内側にある内転筋も
医師が私に行ったように、

ヒザを立てた状態で、股関節を広げる方向に動かすと
ストレッチされるので痛みが楽になる訳です。
ですからこれでは原因が分からないのです。

しかし今から40年以上も前だと
筋筋膜性疼痛症候群きんきんまくせいとうつうしょうこうぐん」などというものは誰も知らない訳ですので、
医師が首を捻るのも当然のことです。

このように子どもの成長痛は筋肉に起こった
筋筋膜性疼痛症候群きんきんまくせいとうつうしょうこうぐん」であると
研究発表している学者がいます。

また子どもが繰り返し成長痛を訴える場合は
靴の中に足底板そくていばんを入れると効果があるという
研究も発表されています。

子どもさんが頻繁に痛みを訴え、それが成長痛であると病院で言われたら、
一度、足底板を試してみるのも良いかもしれません。

当院ではすでに十数人の子どもさんの靴に
足底板(オーダーメイド)またはインソール(既製品)を入れています。
結果はとても良好です。

足底板については「外反母趾の痛みを劇的に改善するクツの中敷き(インソール)」をご覧になってください。
外反母趾に限らず、足やヒザや腰などの多くのトラブルに足底板が大変良い働きをしてくれます。

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