歩くときに足裏の外側に痛みが出る原因とその根本的な治療法

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窮屈な靴を履き続けると足裏の外側(小指側)に痛みが出ることがあります。これは小指を曲げたり、小指を広げたりする筋肉が一種の筋肉痛(筋肉のスパスム)を起こしている状態です。また足が内側に倒れやすい人の場合はこれらの筋肉に負担がかかり、痛みが取れにくい傾向があります。この痛みについて詳しく述べてみたいと思います。(メルマガ2016年6月18日号)

1.足裏の外側の痛みはどんなときに出るのか

歩いている時に足裏の外側、つまり小指側が痛いという方が時々来院されます。
色々な治療院をまわったが改善されないとか、
クツを変えて多少は良くなったが、すっきりはしないとか、
歩き方が悪いのでしょうかとか仰います。

そういう方にはまず歩いていただきます。
そして地面を蹴るときに小指側に体重を載せて蹴っていただきます。
すると皆さん痛みが強く出ると仰ることが多いです。

次に体重を親指にしっかり載せて蹴っていただきます。
するとほとんどの方が足裏の外側には痛みを感じません。
つまり体重のり方がおかしいのです。

そう申しますと、
「やはり歩き方が悪いのですね」
「歩き方を意識して変えないといけませんね」
と仰いますが、これは違います。

歩くときに一歩一歩体重はここに載せて、などと考え続けられる訳がありません。
意識しないでも足の親指に体重が載るようにしてやらなければいけないのです。
ではどうするか?

2.足裏の外側の痛みの正体

その前になぜ足裏の外側に痛みが出るのかを説明します。
この症状はほとんど
小指外転筋しょうしがいてんきん
または
短小指屈筋たんしょうしくっきん
という名前の筋肉から来ています。

小指外転筋しょうしがいてんきんという筋肉は小指を広げる筋肉で、
短小指屈筋たんしょうしくっきんは小指を曲げる筋肉です。

これらの筋肉に負担がかかると筋肉のスパスムが起こり、
下記のリンク先の図のように足裏の外側に痛みが出ます。

小指外転筋のトリガーポイント図

リンク先には小指外転筋しょうしがいてんきんは描かれていますが、短小指屈筋たんしょうしくっきんは描かれていません。
その代わり、足の指の付け根に痛みを出す、短指屈筋たんしくっきんが描かれています。
小指側にあるのが小指外転筋しょうしがいてんきんです。
短小指屈筋たんしょうしくっきん小指外転筋しょうしがいてんきんとほぼ同じところにあり、
痛みが出る場所もほぼ小指外転筋しょうしがいてんきんと同じである考えられています。

  1. つま先の窮屈なクツを履いたり、
  2. 小指外転筋しょうしがいてんきん短小指屈筋たんしょうしくっきんの部分を打撲したり、
  3. 足をギプスで固定したりすると、

これらの筋肉が筋筋膜性疼痛症候群きんきんまくせいとうつうしょうこうぐんを起こし、
痛みを発生します。

さらに足に捻じれがあってカカトが内側に倒れ過ぎやすい場合は
この痛みが慢性化しやすい傾向にあります。

 

3.足裏の外側の痛みの改善方法

どのようにしたらこの痛みは改善されるのでしょうか。
まずはカカトが内側に倒れ過ぎるのを防ぎます。
そのためには足に合ったクツを選ぶことです。

ウォーキングシューズ

ニューバランスのウォーキングシューズ

ウォーキングシューズやランニングシューズ、そしてパンプスなどで
構造のしっかりしたものを選んで下さい。
次にその中に自分の足の捻じれを補正する「足底板そくていばん」を入れます。

足底板

足底板(オーダーメイド)

カカトが倒れるのを防いだら、直接これらの筋肉に対する施術を行ないます。
手を握ってこぶしを作り、人差し指の第二関節のところで
足裏の外側をゴリゴリとマッサージします。
これを続けると症状が収まってきます。

もう少し詳しく説明しましょう。

 

4.足裏の外側の痛みの発生メカニズム

カカトが内側に倒れ過ぎるとなぜこれらの筋肉に負担がかかるのでしょうか。
よく見られるのが親指が反りにくいケースです。
とくに親指を反らすと痛みが出る人に多いようです。

カカトが内側に倒れやすいと
親指の付け根の2つの骨が衝突しやすいのです。
これがひどくなると強直母趾きょうちょくぼしといわれる状態になり、
痛みが出ます。

強直母趾は強剛母趾きょうごうぼしとも呼ばれます。
詳しくは「親指が反らなくなり、蹴るときに痛みが出る強剛母趾の治し方」をご覧になってください。

痛みが出る場合はもちろんですが、
痛みが出なくても2つの骨が衝突して親指の付け根が反りにくくなると
小指側に体重を移動して蹴ろうとします。

小指側に体重が移動すると、親指に体重がかかったときほど
効率的に地面を蹴ることができません。

そして小指を曲げる筋肉などに非常な負担がかかるのです。
これが繰り返されると、小指を曲げる筋肉にスパスムが生じ、
やがて痛みを出すようになります。

またスネの外側には腓骨筋ひこつきん群という筋肉があります。
これらの筋肉は体重を親指側に載せる働きがありますが、

これらの筋群が弱っている場合も、小指を動かす筋肉に負担がかかり、
同様の症状を発現する可能性があります。

足底板と筋肉に対する施術でほとんど解決できるトラブルです。

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治療家も真っ青!超短期間で痛みを1/10にする方法

この記事は 2で読めます。

足や膝や腰のトラブルに関しては

さまざまな施術方法が存在します。

 

しかし欧米で研究が進んでいる「足病学」の理論に基づいた施術方法は

まだ一般的には知られていません。

 

私たちの身体の構造は多くは遺伝によって

両親から引き継いでいます。

足の構造も両親のどちらかから引き継いでいるのです。

 

足に異常な構造があると、それは足の異常な動きを生みだし、

さらにスネ、膝、フトモモ、骨盤、背骨に異常な動きを発生します。

 

その異常な動きは

シンスプリント、変形性膝関節症、変形性股関節症、坐骨神経痛、

腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰痛、

頸の痛み、猫背、ストレートネックなど

さまざまなトラブルを引き起こすのです。

 

これらの疾患から来た痛みを改善するのには

まずは足の異常な構造を足底板(そくていばん)によって補正し、

足の正しい動きを作ってやらなければなりません。

 

そして身体の動きを正常に近づけた上で、

痛みを出している部分(ほとんどは筋肉です)の施術を行います。

 

欧米では足底板はごく一般的に使用されていますが、

日本ではあまり一般には知られていません。

 

あなたも足病学に基づく施術を受け、

一日も早く、身体のトラブルを改善させてください。


一日も早く身体の痛みを解消したい方はこちらへ

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