誤解の多い外反母趾の本当の原因を整形外科学と足病学で学ぶ

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外反母趾対策としていったい何をすればよいのでしょうか。そしてもっとも効果のある方法は何なのでしょうか。
それを知るためには、まずは外反母趾の原因が何であるかを知ることが大事です。
外反母趾の原因が歩き方にあるのであれば、歩き方に対する策が重要でしょうし、原因が足の筋肉の弱りにあるのであれば、筋肉を強化することを一番に考えなければいけません。
原因を誤ってしまえば、対処法も間違ったものになってしまいます。ですから本当の原因を知ることは非常に大切なのです。(メルマガ2016年7月2日号)

1.整形外科学における外反母趾の原因

現在、日本の医師の間で外反母趾の主原因とされているものが3つあります。
それは

  1. 遺伝
  2. 女性
  3. ハイヒール

です。ひとつずつ見ていきましょう。

 

1-1.ハイヒール

ハイヒールは確かに外反母趾の原因となるでしょう。
ハイヒールを履くと足が前滑りします。

すると足の先端がハイヒールの先に押し込まれ、
親指がハイヒールから圧迫されます。

またヒールが高いほど、足の先に体重がかかりやすくなります。

さらに指の付け根の関節を支える靭帯じんたいがゆるんで不安定になり、
足の横アーチに関係する筋肉がゆるむため、
開張足かいちょうそくになるリスクが大きくなります。

こういう理由でハイヒールは外反母趾の原因となります。

ハイヒールと外反母趾の関係に関しては「ハイヒールが外反母趾の原因であることを男性が証明していた」をお読みください。

 

1-2.女性

2つ目の「女性」というのも原因の一つです。
以前は女性ホルモンの影響、あるいは女性の筋肉の弱さが
女性に外反母趾が多い原因であると思っていたのですが、
どうやら男女の骨の形の違いに原因があるようです。

女性の骨の関節面と男性の骨の関節面を比較すると
女性の骨の方が大きな動きをし、
それが外反母趾を引き起こしやすい傾向にあるということです。

外反母趾の原因である「女性」については「外反母趾が女性に多い本当の理由は筋肉の弱さではなかった!」をお読みください。

 

1-3.遺伝

そして1つ目の遺伝です。
香港ホンコンで行われた外反母趾の女性を調査した論文があります。
それによると遺伝が原因で外反母趾になった女性の割合は
ハイヒールが原因で外反母趾になった女性の割合の
何と約26倍もあったということです。

遺伝と外反母趾とについては
悲しいけれども遺伝は外反母趾の原因の中でも最大のものだ!」をお読みください。

私たちの顔や体型は遺伝により
両親や祖父母の特徴を受け継ぎます。
足の構造もたぶん同じなのでしょう。

 

2.過回内(オーバープロネーション)

足病学そくびょうがくという学問があります。
それによると足はその構造によっていくつかのタイプに分類できるのですが、
その中のいくつかは外反母趾になりやすいということが分かっています。

ということは外反母趾の人は先祖から外反母趾になりやすい足の構造を
遺伝によって受け継いでいるということが言えます。

外反母趾になりやすい構造の足は
カカトが内側に大きく倒れるという、特徴のある動きをします。

この特徴のある動きを「過回内かかいない」と呼びます。
英語ではoverpronation(オーバープロネーション)です。
そしてこの異常な動きには筋肉はあまり関係ないようだという説もあります。

過回内

足の変形が過回内(オーバープロネーション)を起こす。(Pod Mech vol.2. 株式会社インパクトトレーディング, 2006, p9)

遺伝、女性、ハイヒールの3つの原因に対して、
あるいは過回内(オーバープロネーション)に対して、
どのような対処方法を取っていくのかが、
外反母趾を改善する手段となります。

次回はその手段、方法について述べたいと思います。

 

3.足病学と足底板

テレビでも「足病学」という言葉が使われ、
足病学のことを知っている方々が増えてきました。

まだ日本には正式には入っていない学問ですが、
多くの方々が学ばれる日が来ることを願っています。

足病学の理論に基づいた「足底板そくていばん」は
足やヒザや腰のトラブルに非常に有効です。

足底板

足底板(オーダーメイド)

足やヒザや腰のトラブルを抱えている方は
「足病学」と「足底板」でネット検索をして、
足病学に基づいた足底板を一度使っていただきたいと思います。

きっと使って良かったと感じられると思います。

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治療家も真っ青!超短期間で痛みを1/10にする方法

この記事は 2で読めます。

足や膝や腰のトラブルに関しては

さまざまな施術方法が存在します。

 

しかし欧米で研究が進んでいる「足病学」の理論に基づいた施術方法は

まだ一般的には知られていません。

 

私たちの身体の構造は多くは遺伝によって

両親から引き継いでいます。

足の構造も両親のどちらかから引き継いでいるのです。

 

足に異常な構造があると、それは足の異常な動きを生みだし、

さらにスネ、膝、フトモモ、骨盤、背骨に異常な動きを発生します。

 

その異常な動きは

シンスプリント、変形性膝関節症、変形性股関節症、坐骨神経痛、

腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰痛、

頸の痛み、猫背、ストレートネックなど

さまざまなトラブルを引き起こすのです。

 

これらの疾患から来た痛みを改善するのには

まずは足の異常な構造を足底板(そくていばん)によって補正し、

足の正しい動きを作ってやらなければなりません。

 

そして身体の動きを正常に近づけた上で、

痛みを出している部分(ほとんどは筋肉です)の施術を行います。

 

欧米では足底板はごく一般的に使用されていますが、

日本ではあまり一般には知られていません。

 

あなたも足病学に基づく施術を受け、

一日も早く、身体のトラブルを改善させてください。


一日も早く身体の痛みを解消したい方はこちらへ

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