「あれ」さえあればギックリ腰は自分の力で防ぐことができる

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ギックリ腰になる人はとても多いです。ふだんは腰痛に悩まされていなくても急に出てきます。ものを持ち上げようとしたときや、姿勢を変えたときなど、特にふだんは問題ない動作でギックリ腰になることはよくあります。こんなときはすぐに医療機関に行った方がいいのですが、医療機関が休診日であったりすると自分で対処しなければいけなくなります。そんなときには「あるもの」がとても役に立ちます。それがあればギックリ腰を防いでくれます。(メルマガ2016年11月12日号)

1.ギックリ腰

当院に来院される患者様に特に多い症状は
外反母趾とギックリ腰です。

ギックリ腰は
急性腰部捻挫きゅうせいようぶねんざ」とか
急性腰痛きゅうせいようつう」などと呼ばれることもありますが、
急に腰が痛くなるのが特徴です。

重いものを急に持ち上げたりとか、
急に姿勢を変えた時とかによく起こります。
痛みがひどい時には何日間も寝込むこともあります。

何日間も仕事を休める人はまだいいのですが、
私のような仕事をするとなかなか休むことができません。
痛くてもどうにかして治療所に出なくてはいけません。
寝込む訳にはいかないのです。

私自身はこれまで何回かギックリ腰を起こしましたが、
5~6年前にあるものを使い始めてからは
一度もギックリ腰になったことがありません。

何を使い始めたかは後ほど述べることにしまして、
どうやったら早く痛みを取り除くことができるかを始めにお話しましょう。

2.自分でギックリ腰を治す方法

2-1.サラシから包帯を作る

まずはサラシを一たん買ってきます。市販されているサラシ一反は約10メートルです。
これは近所の呉服屋さんにおいていることが多いです。
今ではネットでもかんたんに買うことができます。

サラシ

市販されているサラシの一種

このサラシをタテに三等分します。
そして円筒状に巻きます。
すると長い包帯が3つでき上がります。

包帯

サラシから作った3本の包帯

 

2-2.包帯を身体に巻く

この三本を体に巻くのですが、
一本目は骨盤の周りに巻きます。

股関節からウエストの辺りまで、何重にも巻きます。
包帯のいちばん下が恥骨の高さになるようにして下さい。
骨盤の上ですので、思いっきり締めても大丈夫です。

トイレに行くときに困らないように、
肌の上に直接に、つまり下着の下に巻いて下さい。

二本目はウエストからお乳の辺りまで巻きます。
女性は乳房の下までです。
ここは締めすぎると肋骨が動かなくなり、呼吸が苦しくなりますので、
締めすぎないように注意して下さい。

三本目はこれまでに巻いた二本の包帯の上に巻きます。
つまり股関節のところからお乳の辺りまでです。

これだけ巻いておけば日常生活は何とかできます。
私の場合はこれまで6回ほどギックリ腰になったと思いますが、

包帯三本をしっかりと巻くことによって
仕事も平常通りできました。
もちろん仕事を休める人は休んだ方がいいです。

サラシを巻くことによって、
腰の筋肉に負担がかかりにくくなりますので、
痛みはかなり少なくなります。

またコルセットのように完全に動かなくしてしまう訳ではないので、
血行が障害されることも少ないです。

ギックリ腰になったらすぐにサラシで作った包帯を巻いて、
その日は入浴もせずに、
包帯を巻いたままで寝るのが理想です。

2-3.入浴して身体を温める

サラシで作った三本の包帯を巻いておくと、
痛みがだんだん引いてきますので、
二~三日目には入浴しても大丈夫です。

浴槽の中でゆっくりとからだを温め、
筋肉の血行の改善をはかります。

2-4.ストレッチ

お風呂から上がったらストレッチをします。
正座をしてゆっくりとからだを前に倒し、
手を床に着けた姿勢で10分間じっとしていて下さい。

ひたいが床に着くのが理想ですが、
腰や背中の筋肉が硬くなっているので、
からだが曲がりにくいと思います。

その場合は額が床に着かなくても大丈夫ですから、
なるべく両手が遠くの床に着くように、両腕を前に伸ばしておいて下さい。

10分間のストレッチが終わったら
再び三本の包帯をからだに巻きます。

これを繰り返すのですが、痛みがかなり軽くなったら、
包帯を二本にして下さっても結構です。

自分でも治せることが多いのですが、
ギックリ腰になったら一度は専門家に診てもらうようにして下さい。

単なるギックリ腰、つまり単なる筋肉の異常ではなく、
別の病気のこともあるからです。

 

3.ギックリ腰の再発防止

過去に6回ほどギックリ腰を体験した私ですが、
数年前から一度もギックリ腰を起こしたことがありません。

これまでギックリ腰とまでは行かなくても、
その直前であるかような違和感を覚えたことが何度もあります。

しかし数年前からはギックリ腰だけではなく、
その前段階の違和感もまったくありません。

何を使い始めたかというと
足底板そくていばん」です。

足底板は足の「ゆがみ」や「捻じれ」を補正してくれます。
足に「ゆがみ」や「捻じれ」があると、
足に異常な動きが生まれます。

この足の異常な動きは足だけに留まりません。
足からスネ、ヒザ、フトモモ、腰、背中、首に
異常な動きが伝わっていくのです。

通常、足にゆがみや捻じれがあるとカカトが内側に倒れ過ぎて、
足のタテアーチが低下する動きが起こることが多いのですが、
この異常な動きが起こると、骨盤は前に倒れ過ぎてしまいます。

過回内

足の変形が過回内(オーバープロネーション)を起こす。(Pod Mech vol.2. 株式会社インパクトトレーディング, 2006, p9)

骨盤が前に倒れると、背骨も前に倒れるのですが、
そんな姿勢では生活できないので、
腰から背中に存在する筋肉が働いて、
前に倒れた背骨をまっすぐに起こそうとします。

骨盤の前傾


スネや太モモが内側に回転→骨盤が前に倒れる→腰椎前彎(ぜんわん)増加=反り腰(カパンディ関節生理学Ⅲ.体幹・脊柱医歯薬出版株式会社,1997,p105)(一部改変)

このときに腰から背中に存在する筋肉に大きな力が加わります。
それが繰り返されると筋肉がだんだん硬くなってきて、
血行が悪くなり、痛みを出すようになります。

あるいは硬くなった筋肉に急に負荷がかかると、
筋肉が傷ついてしま、痛みが出ます。

足底板を靴に入れて足の異常な動きを抑えると
腰の傾きも正常に戻りますので、
腰や背中の筋肉に異常な力が働くことはなくなります。

足底板の挿入

完成した足底板をクツに装着する。

普段から腰の状態がよくない方は
ぜひ足底板を使ってみて下さい。

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