子どもの外反母趾対策は大人の外反母趾対策とはかなり違う!

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外反母趾になっている大人は少なくありません。そして大人だけでなく子どもでも外反母趾になっている人がいます。小学校低学年以前の子どもの場合は大人とは違って、まだ改善の余地がかなりあります。どんどん足を使って遊ばせるべきです。しかし時期を逃すと改善は飛躍的に難しくなります。大人に幼児と同じことをさせても、幼児ほどは効果が現れません。なるべく早い時期から対策を打つ必要があります。(メルマガ2016年11月26日号)

1.外反母趾の3つの原因

外反母趾の原因は3つあります。
それは遺伝、女性、ハイヒールです。
それぞれについてみてみましょう。

1-1.遺伝

外反母趾が直接親から子供に遺伝する訳ではありませんが、
外反母趾になりやすい体質が遺伝されると言われています。

欧米で確立されている「足病学そくびょうがく」では
足の骨格をいくつかのパターンに分類して
その中のあるタイプのものが外反母趾を引き起こしやすいとされています。

そのタイプの骨格を持つ足が、異常な動き方をして
外反母趾を作り出すとしているのです。

つまり何が遺伝するかというと、
外反母趾になりやすい足の骨格が遺伝するのだと言えます。

この骨格自体は自分ではどうすることもできません。
しかしその骨格を持つ足が、外反母趾になるような動きをしないように、
靴やインソールを使って抑制することは可能です。

1-2.女性

女性は男性の9倍ほど外反母趾になる傾向があります。
その理由として女性の方が筋肉が弱いからであるとか、

男女間のホルモンの違いが原因であるとか言われてきましたが、
それを裏付けるような研究発表は見当たりません。

しかし女性の足の骨格が男性のそれと比較したときに、
外反母趾を引き起こしやすい特徴を持つという論文が発表されています。
これに関しては「外反母趾が女性に多い本当の理由は筋肉の弱さではなかった!」をご覧になってください。。

この女性の足の特徴も、それ自体を自分で変えることはできませんが、
靴やインソールを使って
その足が外反母趾になるような動きをしないように、抑制することは可能です。

1-3.ハイヒール

3つ目の原因にはハイヒールが挙げられていますが、
ハイヒールを履くことに限らず、靴を履くこと自体が
外反母趾になりやすい条件であることが分かっています。

外反母趾と靴との関係は
靴を履く生活では裸足の生活よりも外反母趾になる人が増える」を参考にしてください。
外反母趾とハイヒールに関しては
ハイヒールが外反母趾の原因であることを男性が証明していた」をお読みください。

これは日ごろの心掛けで気を付けることが可能です。
まさか裸足でずっと生活することは無理ですが、

パンプスやウォーキングシューズ、ビジネスシューズなどを、
できるだけ構造的に良いものにすることによって、
外反母趾になりにくくすることはできます。

またそれらの中に足底板やインソールを入れることも
外反母趾の防止に役立ちます。

以上の3つが外反母趾の3大原因です。
ただし慢性関節リウマチなどの病気は除きます。

 

2.歩き方はどうなのか?

歩き方が外反母趾の原因になるのでしょうか。
歩き方を2つの要素から考えてみたいと思います。

2-1.学習

ひとつ目の要素は生まれてからの学習です。
親やその他の人を見て歩くことを子どもは覚えます。

子どもの頃から動物に育てられた人間は
二本の足で立って歩くことができません。
育ててくれた動物のように四つ足で歩きます。

この四つ足が成長してから変えられるかというと、
それはなかなか難しいことなのです。

人間の子どもにとって幼少期は
ものを習得するのには非常に重要な時期で、
それを逃すと基本的な動きが習得しづらいのです。

親の歩き方を学んだ子どもが
成長してからどれだけそれを変えられるのでしょうか。

2-2.足の構造

もう一つの要素は足の構造です。

どういうことでしょうか。
たとえば右下肢が左下肢よりも3センチ短かったとします。

その人に「歩くときに左右の骨盤を同じ高さにして歩きなさい」
と指導したとするとどうなるでしょうか。

その人は長いほうの左の膝を曲げながら歩かなければいけません。
しかしこのような歩行は長続きする訳がありません。

気がついたら右の骨盤が下がった歩き方をしていることになります。
それが自然だからです。

足で地面をしっかり蹴れない。
ペタペタと歩いてしまう。

このような歩き方をするのも、ほとんどは足の構造に由来するものです。
その人にとってはその歩き方が自然なのです。

これを変えようとしても、意識している間だけはできますが、
そんな意識は長続きしません。

それどころか意識している時でも、からだのどこかに負担がかかっていて
その負担によるトラブルが起こってくる可能性があります。

たとえばペタペタ歩いている人は足の捻じれによって
足全体が内側に倒れ過ぎているので、

地面をしっかり蹴ろうとすると、足を外側に倒さなければいけません。
そのためには足の内側を上げる筋肉に大変な負担がかかるのです。

このような歩き方がどのくらい持続するのでしょうか。
また無意識に行なうことができるようになるのでしょうか。

 

3.外反母趾対策は子どもと大人では違う

ハイハイする頃から子どもにしっかりと足の筋肉を使わせ、
また歩けるようになったら、どんどん走らせて足を鍛えていくと
それをしないときよりも外反母趾になるリスクは低くなるでしょう。

外反母趾や浮き指を持つ子どもがだんだん増加していますが、
その原因は子どもが足をしっかりと使う環境が少なくなっているのが
ひとつの大きな原因であると考えられます。

ではいったん外反母趾になった成人が
足をしっかり使うようになったら外反母趾が改善するかというと
これはほとんど無理だと思われます。

上でも述べましたが、
人間の子どもにとって幼少期は
ものを習得するのに非常に重要な時期です。

この時期を逃すと、あとで補うことが非常に難しいのです。
ですから大人の外反母趾の場合は、
しっかりとした構造の靴に、足底板(インソール)を入れて、
外反母趾が進行しないようにすることが大事です。

いろいろなエクセサイズによって一時的に改善したように見えても、
ふたたび外反母趾の症状が出てきます。

エクセサイズがまったくの無意味なことであるとは言いませんが、
もし行なうのならば、靴と足底板(インソール)を準備した上で行なって下さい。

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治療家も真っ青!超短期間で痛みを1/10にする方法

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足や膝や腰のトラブルに関しては

さまざまな施術方法が存在します。

 

しかし欧米で研究が進んでいる「足病学」の理論に基づいた施術方法は

まだ一般的には知られていません。

 

私たちの身体の構造は多くは遺伝によって

両親から引き継いでいます。

足の構造も両親のどちらかから引き継いでいるのです。

 

足に異常な構造があると、それは足の異常な動きを生みだし、

さらにスネ、膝、フトモモ、骨盤、背骨に異常な動きを発生します。

 

その異常な動きは

シンスプリント、変形性膝関節症、変形性股関節症、坐骨神経痛、

腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰痛、

頸の痛み、猫背、ストレートネックなど

さまざまなトラブルを引き起こすのです。

 

これらの疾患から来た痛みを改善するのには

まずは足の異常な構造を足底板(そくていばん)によって補正し、

足の正しい動きを作ってやらなければなりません。

 

そして身体の動きを正常に近づけた上で、

痛みを出している部分(ほとんどは筋肉です)の施術を行います。

 

欧米では足底板はごく一般的に使用されていますが、

日本ではあまり一般には知られていません。

 

あなたも足病学に基づく施術を受け、

一日も早く、身体のトラブルを改善させてください。


一日も早く身体の痛みを解消したい方はこちらへ

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