親指の付け根全体が痛い時には指を広げるテーピングはNG!

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自分は外反母趾だと思っている人の中に、実際には外反母趾ではない人もたくさんいます。親指の付け根が痛いからといって、その痛みが外反母趾から来ているとは限りません。別のところに原因が存在することがあるのです。

実際のところ、外反母趾であると多くの人に勘違いされている病気があります。それが強剛母趾(きょうごうぼし)です。この強剛母趾に、外反母趾の場合に使う足指を広げるテーピングはあまり良いとは言えません。それどころかまったく逆効果となる場合もあるのです。あなたの足も強剛母趾かもしれません。一度、チェックしてみてください。(メルマガ2017年10月11日号)

1.制限母趾と強剛母趾

前回、制限母趾(せいげんぼし)と強剛母趾(きょうごうぼし)について説明しました。
親指の付け根で骨同士が衝突し、親指を反らすと痛みが出る状態です。

制限母趾は親指を反らしていくうちに、
親指の付け根に痛みが出て、親指の動きが制限される状態です。

強剛母趾は少しでも親指を反らそうとすると痛みが出るため、とても歩きづらいです。
ほとんど歩けなくなって、自転車を使って病院に行く人もいます。
日本では制限母趾も含めて強剛母趾と呼んでいるようです。

強剛母趾

強剛母趾

 

これらの症状は親指の付け根にある第1中足骨の動きがおかしいために起こります。
第1中足骨の後ろの部分が下がるために、
この骨と親指の骨が衝突するのです。

制限母趾

親指の付け根で2つの骨が衝突する

制限母趾も強剛母趾も、外反母趾と同様に、
足の捻じれやゆがみから発生します。

中には外反母趾と制限母趾、あるいは外反母趾と強剛母趾の
ミックスされたような状態も見られます。

 

2.テーピングで指を広げると逆効果

強剛母趾は仮骨性外反母趾かこつせいがいはんぼしと呼ばれている場合もありますが、
実際には外反母趾とは違います。

この強剛母趾や制限母趾に対して、
外反母趾の時に貼るような、足指を広げるテーピングを貼る場合がありますが、
これはまったく意味がありません。

意味がないどころか逆効果なのです。
なぜならば親指を開くとき、テーピングで親指を広げながら
その親指のテーピングをカカトの方向に引っ張ります。

すると親指の骨と第1中足骨がますます衝突するのです。
2つの骨が衝突しやすくなって、症状がますます悪くなります。
では症状を軽減するにはどのようにしたらよいのでしょうか。

 

3.足底板を使う以外には方法はない

もちろん手術をすればいいのですが、
手術以外にも痛みを解決する方法がない訳ではありません。

それは足底板そくていばんを使うことです。
強剛母趾や制限母趾は足が内側に倒れ過ぎることにより発生します。

ではなぜ足が内側に倒れ過ぎるかというと
足に捻じれやゆがみがあるからです。
そしてこれは先天性のものか、もしくはごく幼少のころに形成されたものです。

したがってこの捻じれやゆがみを取り除くことはできません。
その代わりに、足の変形に合わせた足底板を作成して
それを靴の中に入れ、足の捻じれやゆがみの影響が出ないようにするのです。

足底板の作製

体重をかけずに作る足底板

で、いつまで足底板を使うのかというと、それは一生です。
目の悪い方がメガネやコンタクトレンズを一生使わなければいけないのと同様に
足に捻じれやゆがみがある方は足底板を一生使わなければいけないのです。

足底板を使うのが嫌ならば、手術を受けるしかないのです。
それもしなければ症状が徐々に悪化する可能性が大きいのです。

 

4.靴を選ぶことも重要な課題

次に足底板を入れる靴はどのようなものでもよいかという問題があります。
外反母趾の場合と同様に、
強剛母趾や制限母趾の方の使う靴には選ぶ基準があります。

次の3つの点に注意して選んでください。

1つ目はカカトの周りの部分が硬くてしっかりしていることです。
この部分が柔らかいと足が内側に倒れやすくなります。

靴の選択

2つ目な靴を捻ったときにあまり型崩れしないということです。
靴の前方の部分と後方の部分を両手でつかんで、
そのまま捻ってみてください。

靴の円卓

この時に90度以上捻じれる靴は良くありません。
足を支えることができなくなり、
足が内側に倒れやすくなるからです。

3つ目は指の反る部分に相当する靴の部分が
比較的硬くて反りにくいということです。
ここが柔らかいと歩いた時に親指が簡単に反ってしまいます。

靴の選択

以上の3つの条件に合う靴を選んでください。
もちろん足の長さや足の周径に合った靴を選ぶのは
3つの条件を考える以前の当たり前の問題です。

もし強剛母趾や制限母趾で困っている方がいらっしゃいましたら、
いつでもお気軽に当研究所にご相談ください。

治療家も真っ青!超短期間で痛みを1/10にする方法

この記事は 2で読めます。

足や膝や腰のトラブルに関しては

さまざまな施術方法が存在します。

 

しかし欧米で研究が進んでいる「足病学」の理論に基づいた施術方法は

まだ一般的には知られていません。

 

私たちの身体の構造は多くは遺伝によって

両親から引き継いでいます。

足の構造も両親のどちらかから引き継いでいるのです。

 

足に異常な構造があると、それは足の異常な動きを生みだし、

さらにスネ、膝、フトモモ、骨盤、背骨に異常な動きを発生します。

 

その異常な動きは

シンスプリント、変形性膝関節症、変形性股関節症、坐骨神経痛、

腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰痛、

頸の痛み、猫背、ストレートネックなど

さまざまなトラブルを引き起こすのです。

 

これらの疾患から来た痛みを改善するのには

まずは足の異常な構造を足底板(そくていばん)によって補正し、

足の正しい動きを作ってやらなければなりません。

 

そして身体の動きを正常に近づけた上で、

痛みを出している部分(ほとんどは筋肉です)の施術を行います。

 

欧米では足底板はごく一般的に使用されていますが、

日本ではあまり一般には知られていません。

 

あなたも足病学に基づく施術を受け、

一日も早く、身体のトラブルを改善させてください。


一日も早く身体の痛みを解消したい方はこちらへ

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