男性よりも女性に外反母趾が多い本当の理由とその対策(1)

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男女を比較した場合に、現代社会では女性の方に圧倒的に外反母趾が多いということは周知のこととなっています。しかし女性が男性の何倍の割合で外反母趾になるかというのは分かりづらいことです。なぜならば男女で履く物が違うからです。履物の中でもとくにハイヒールが外反母趾の原因になると言うことはすでに医学的に確かめられています。

一方、裸足の民族や男女で履物の違いがない文化圏においては女性が男性と比べてどれだけ外反母趾になりやすいかを知ることができます。ここではそのことについても触れました。さらになぜ女性の方が外反母趾になりやすいかも近年の研究で解明されつつあります。筋肉の弱さが女性の外反母趾の割合が高い原因だという説がありますが、どうやら別に真の原因があるようです。(メルマガ2017年10月21日号)

1.筋肉が弱いからなりやすいのか

女性は男性よりも外反母趾になりやすい。
ではどれだけ女性がなりやすいのでしょうか。

これは現代社会では男女の比較が難しいのです。
なぜならば男性と女性とでは履くものが違うからです。

履くものを同じ条件にしないと
どれだけ女性の方が外反母趾になりやすいかは分かりません。

そこで裸足で生活をする民族での調査結果を調べてみました。
1966年のニューギニアでの調査です。

ここでは男性の1パーセント、女性の4パーセントが
左右のどちらかの足に外反母趾があったそうです。
つまり女性は男性の4倍、外反母趾になりやすいということになります。

また1965年のセントヘレナ島での調査にも興味深いことが書かれています。
ここでは裸足の生活をしている人も靴を履いている人もいました。
そしてこの靴はほとんどすべてがフラットなものであったというのです。
さらに男女共に同じものを履いていたのでした。

裸足で歩いている人の2パーセントが外反母趾であったのですが、
男女の差は見られませんでした。

靴を60年以上履いた人に限って調べると
男性は16パーセント、女性は48パーセントが外反母趾になっていました。
つまり女性は男性の3倍なりやすいことになります。

ではなぜ女性に外反母趾が多いのでしょうか。
これまで言われてきたことは、
女性の方が男性よりも筋肉が弱いからだということです。

しかし同時に女性の方が体重が軽いから
筋肉の強弱だけでは判断できないのではないか
ということも言えます。

最近読んだ論文に興味深いものがありました。
それは関節を構成する骨の形について調査したものです。

 

2.女性がなりやすい本当の理由

2000年に男女の足の骨格を細かく調査した結果が論文として発表されました。
これは年齢と性別の分かった107の骨格の中から、
距骨(きょこつ)、舟状骨(しゅうじょうこつ)、内側楔状骨(ないそくけつじょうこつ)、
そして第1中足骨(ちゅうそっこつ)の4種類の足の骨を選び、

3Dレーザースキャンによってそれらのサイズと形を測定した結果をまとめたものです。
計測の結果、女性の第1中足骨は構造的に内側(身体の中心線の方向)に移動しやすく、

同時に母趾(親指)は外側(小指の方向)に
移動しやすい可能性があることが分かりました。

つまり女性の足は潜在的に
外反母趾を形成しやすい構造を持っている可能性があるということです。

第1中足骨が内側(小指とは反対方向)に移動しやすいということは
つまり開張足になりやすいということです。
外反母趾の人に開張足が多いことを考えるとうなずけます。

この第1中足骨と母趾(の骨)が外反母趾になる方向に動かされやすいことによって
足の骨格が崩れるという現象を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。
これができれば外反母趾を防ぐことができると思います。

それにはひとつのよい方法があります。
次回はそのことについて述べてみたいと思います。

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治療家も真っ青!超短期間で痛みを1/10にする方法

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足や膝や腰のトラブルに関しては

さまざまな施術方法が存在します。

 

しかし欧米で研究が進んでいる「足病学」の理論に基づいた施術方法は

まだ一般的には知られていません。

 

私たちの身体の構造は多くは遺伝によって

両親から引き継いでいます。

足の構造も両親のどちらかから引き継いでいるのです。

 

足に異常な構造があると、それは足の異常な動きを生みだし、

さらにスネ、膝、フトモモ、骨盤、背骨に異常な動きを発生します。

 

その異常な動きは

シンスプリント、変形性膝関節症、変形性股関節症、坐骨神経痛、

腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰痛、

頸の痛み、猫背、ストレートネックなど

さまざまなトラブルを引き起こすのです。

 

これらの疾患から来た痛みを改善するのには

まずは足の異常な構造を足底板(そくていばん)によって補正し、

足の正しい動きを作ってやらなければなりません。

 

そして身体の動きを正常に近づけた上で、

痛みを出している部分(ほとんどは筋肉です)の施術を行います。

 

欧米では足底板はごく一般的に使用されていますが、

日本ではあまり一般には知られていません。

 

あなたも足病学に基づく施術を受け、

一日も早く、身体のトラブルを改善させてください。


一日も早く身体の痛みを解消したい方はこちらへ

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