外反母趾とフットケア
>足裏のバランスの崩れが引き起こす足首から先の症状
中足骨疲労骨折


[症 状]
長時間歩いた後や急にスポーツをした後に、足背部が痛くなり次第に腫れが出てきます。安静にしているとすぐに収まり、そしてまた使いだすと腫れてきます。その繰り返しをしているうちに腫れと発赤とともに痛みもひどくなり、最後には足を着くたびにビリビリと響くような激痛がしてきます。 手で触ってみると痛いところが盛り上がって太くなっているように感じることもあります。
初期や中期の疲労骨折はX線像では解りにくいですが、患部を指で強く押してみると、限局性の激しい痛みを感じるとともに骨の膨隆を触知することで疲労骨折を確認することができます。
第2、第3、第4中足骨に多くみられます。
[原 因]
外反母趾の人が急激にスポーツをしたり、固い履物で長時間歩いたりすると、親指から小指もしくは外くるぶしの方向へねじれのストレスが伝わってしまいます。そのとき、個々の中足骨にも横方向へのねじれのストレスが加わり、ちょうど針金を何回も曲げると破断するように損傷が進み、体重のもっとも集中したところが骨折します。
横方向へのストレスが繰り返される卓球、テニス、バドミントン、剣道、バレーボールなどをする人に多く発生します。また弱った足でジョギングや長距離歩行して起こることもあります。さらにウエイトレス、エレベーターガール、教師のように歩き過ぎや立ちっぱなしの仕事をする人にもよく起こります。
以上は主に第2、第3、第4中足骨の疲労骨折に関することですが、第5中足骨基底部にも発生することがあります。これはバスケット、ハイジャンプ、陸上競技、サッカーなどのような跳躍を伴うスポーツで発生し、ねじれと衝撃がこの部位に集中することが原因となっています。
第1中足骨の疲労骨折はバレリーナなとの特殊なものにしか起こりません。
[補 足]
初期、中期ではX線像では分かりにくく見過ごされがちになり、後期にになるとX線で確認できるようになります。足背部を上下から指で強く摘んで患部の一点を確認してください。
[自分でできるケア]
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