「かかとにできたトゲ(踵骨棘)」と外反母趾治療との関係

  朝起きて、足を着いた瞬間に「かかと」にズキッという鈍痛を感じます。歩き始めると痛みはだんだん軽くなりますが、ときにはその痛みが続くこともあります。また足底部の「かかと」の前縁の内側を押すと痛みます。

  レントゲン写真を撮ると、かかとの骨(
踵骨(しょうこつ)といいます)の足底部の前縁に数mmの突起状の骨の出っ張り(骨棘(こつきょく)といいます)があることがあります。この骨棘は正常な骨には見られません。この踵骨にできた骨棘を踵骨棘(しょうこつきょく)と呼びます。

足底腱膜炎

  踵骨には短趾屈筋(たんしくっきん)母趾外転筋(ぼしがいてんきん)小趾外転筋(しょうしがいてんきん)などの足指を動かす筋肉やそれらの筋肉を包む筋膜、足底腱膜(そくていけんまく)が付いていますが、足で地面を蹴るときにはこれらが緊張を強いられて、損傷を起こして痛みが生じることがあります。これを足底腱膜炎(そくていけんまくえん)といいます。

 
短趾屈筋腱(たんしくっきんけん)の付着部などが損傷を受けた場合、それが修復される過程で骨化が起こって骨棘が形成されるのですが、骨棘が痛みの原因ではないため、レントゲン写真を撮った場合に痛みのない側の足に骨棘が見られ、逆に痛みのある側に骨棘が見られないこともあります。

  なお発生メカニズムなどの詳しい情報は「足底腱膜炎」をご覧になってください。



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