浮き指の改善には努力しない、努力させないがベストな方法!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事は 11で読めます。

浮き指を改善しようと思ったならばまずは努力しないことです。
また子供さん、あるいは家族の誰かに浮き指を改善させようと思ったならば、
まずは努力させないようにすることが大事です。

努力しようとしても、できるのは最初だけです。
ならば努力なんかやめて、浮き指を治そうとすることなど忘れてしまえばいいです。

その代わりに努力する必要のないあることを行って、
気がついたら浮き指が改善していた人がたくさんいらっしゃいます。

1.あまり努力することなく短期間で浮き指を改善した人の体験談

下記は約1か月半で浮き指を改善した方の、改善前後の比較写真です。
ほとんど努力することなく見事に改善しています。外反母趾も改善しています。

ビフォーアフター

足底板を入れる前と入れてから49日間経過したときの足裏の状態

この方はお教えした靴屋さんで構造的に優れた靴を購入し、
その中に当院で作った足底板を入れて生活しただけです。

とくに面倒な運動を続けた訳ではありません。
その方の体験談をお聞きください。
お嬢様の体験とご本人の体験についてお話し下さっています。

2.努力せずに改善させる方法

浮き指ということに気がついたら、多くの人はこれは大変だということで、
ネットで検索してあれをやろう、これをやろうと張り切ります。
テーピング、ウォーキング、つま先運動、グーパー運動・・・・

で、浮き指が改善したかというと、改善する前にいつの間にかピタリと努力しなくなっています。
ほとんどの人がそうでしょう。

なぜそうなったのでしょうか。
理由はふたつあります。

  1. ひとつは浮き指の改善がなかなか目に見えた結果として表れない。
  2. もうひとつはあれもやろう、これもやろうとして続かない。

たぶんこのふたつだと思います。

それならばいっそのこと浮き指を改善することなんか忘れてしまったらいいです。
しかしやることだけはやっておかなければ改善しません。

準備するものは3つです。

  1. 構造的に優れた靴
  2. 足底板
  3. 特殊なサンダル

これらをまず準備します。
準備だけだったらいくら飽きっぽい人でもできるでしょう。
経済的な問題があれば別ですが。

あとは靴の中に足底板を入れて歩くだけです。
そして家の中では特殊なサンダルを履いておけばいいです。

簡単でしょう?

浮き指の原因は足の「ねじれ」や「ゆがみ」です。
それらの影響が出ないように、足のねじれ・ゆがみを構造の良い靴と足底板で補正します。

しかしこれだけでは不十分です。
家の中での問題が残っています。

家の中での歩行を甘く見たり、無視したりするから改善が悪いことが多いのです。
家の中でも浮き指の原因となっている、足の異常な動きは絶えず起こっているのを忘れてはいけません。
この問題を解決しなければ先に進めません。

そこで家の中で履くために、特殊なサンダルを準備します。
このサンダルはアメリカの足病医が作ったもので、
浮き指の原因となる足の異常な動きを抑制してくれます。

特殊なサンダル

特殊なサンダル

家の外では足底板を入れた靴を、家の中では特殊なサンダルを履いて
なるべく足が正しい動きをするようにしてやるのです。
この2つだけは忘れないようにしましょう。
これすら忘れるようだったら、もう何をやっても続かないでしょう。

これをやったら、やらない時よりも浮き指の改善の度合いもスピードも高まりますし、
改善されたものが元に戻ることも少ないのです。

3.改善されたものが元の状態に戻る

浮き指や外反母趾のように、足のねじれ・ゆがみから来た足の異常な動きが原因となるものは
改善に時間がかかりますが、たとえ改善されたとしても、また元の状態に戻る可能性が大きいです。
なぜならば足のねじれ・ゆがみというのは、先天的な要素が非常に大きいからです。

ある有名な女性アナウンサーがテレビで外反母趾の改善に挑みました。
そしてみごとに外反母趾を完治させたことで一躍有名になりました。

が、数年後に書いたご自身のブログでは
外反母趾の痛みがふたたび出ていることを公にしています。

完治したと思った外反母趾がふたたび発生していたわけです。
これは外反母趾の発生メカニズムを考えれば当然のことなのです。

浮き指も外反母趾と同じです。
足の異常な動きを止めなければ、完治したあるいは改善したと思ってもふたたび発生・悪化します。

ですから改善する目的でも、改善された状態を維持する目的でも、
構造的に優れた靴、足底板、特殊なサンダルは絶対に必要なのです。

4.浮き指改善のためのその他の方法

浮き指を改善するためには靴、足底板、特殊なサンダルが必ず必要です。
これさえ身につけておけば、他のことを忘れたとしても、
改善する可能性はありますし、少なくても悪化は防げます。

靴、足底板、特殊なサンダルを使用した上で、
他のことを行う余裕があれば以下のことを行ってください。
大事な順番に並べています。4)~6)はとくに重要度は変わりません。

  1. ウォーキング
  2. マッサージとストレッチ
  3. つま先立ち運動
  4. グーパー(グーチョキパー)運動
  5. タオルギャザー
  6. テーピング法

4-1.ウォーキング

歩く前に構造的に優れたウォーキングシューズを選ぶことが大事です。
またその中に足底板を入れて、
足のねじれ・ゆがみの影響を出さない状態でしっかり歩くことが重要です。

足底板

手術を除くと外反母趾には足底板を入れるのがベスト

4-2.マッサージとストレッチ

スネのマッサージ

 

弱ってスジ張ったスネの前の筋肉のマッサージを行います。
ハイアーチからくる浮き指の場合には特にお勧めです。

スネの前には足を反らす筋肉や、足の指を反らす筋肉があります。
これらの筋肉は使われすぎて硬くなっていることがよくあります。

これらの筋肉をマッサージするには、
手の指で行うと疲れるし力が入りにくいので、自分の反対のカカトで行います。

足の甲のマッサージ

さらに足の甲のマッサージもしましょう。
ここにはスネの前から足の指に行く筋肉のけんがあります。

スネのストレッチ

マッサージが終わったらストレッチです。
正座をすればスネの前の筋肉がストレッチされます。
正座ができない方は右の写真のように足部をつかんで、
足首の前を伸ばすような感じで曲げます。
その時に反対の手で、
ふくらはぎを身体から遠ざける方向(矢印の方向)に押すと効果的です。

足指の折り曲げ

また椅子に腰かけて、足の指を折り曲げるのも効果的です。
でも無理はしないでくださいね。

4-3.つま先立ち運動

つま先運動
カカトが内側に倒れすぎて浮き指になっている場合に効果的です。

ただしフクラハギの表面やフクラハギの奥の筋肉を
十分にマッサージし、ストレッチを行って柔らかくしてから行いましょう。

つま先立ちをしたときに親指の付け根に痛みが出る人は
この運動を控えたほうがよいです。

4-4.グーパー(グーチョキパー)運動

足指の動く範囲を広げるには良い運動ですが、
これが浮き指そのものにどれだけ効果があるかははっきりとは分かりません。

この運動を行うとすれば、マッサージやストレッチを併用するのがよいでしょう。
また外反母趾の人がグーを行うと、親指がさらに外側(小指側)に引っ張られる可能性があります。

グー・チョク・パー運動

4-5.タオルギャザー

タオルギャザーリング
タオルギャザーリングとも呼ばれている運動です。

足の裏にある筋肉は鍛えられるでしょうが、
グーパー運動と同様に根本的な浮き指対策にはならないでしょう。

また外反母趾の人がやると、
親指がさらに外側(小指側)に引っ張られる可能性があります。

4-6.テーピング法

テーピング法には足の指を広げるテーピングや、
足のねじれを補正するテーピングがあります。
外反母趾のテーピングと同じですので、そちらを参考にして下さい。

もし外反母趾のテーピングを続けるのならばこの方法がベスト
痛みのある外反母趾に効果的なテーピングを行う超簡単な方法

ただ靴が原因の浮き指以外は、元々持っている足の構造そのものが原因ですので、
浮き指を改善させ、かつ悪化を防止するためには
一生テープ貼り続けなければいけないことになります。

さすがにそれは無理なので、併発している外反母趾の痛みがある間は
テーピングと足底板を併用し、なくなったら足底板だけを使うという方が現実的です。

テーピング

浮き指・外反母趾改善のためのテーピング

またテーピングの代用として特殊な矯正ソックスを使うとよいでしょう。
これはテーピングのように入浴時などに気を使う必要が一切ありません。

特殊ソックス

特殊な織り方をしたソックス

なおテーピングをしている間も、
構造と機能に優れた靴を履くのがよいということは言うまでもありません。

5.浮き指と筋肉

そもそも浮き指は筋肉が弱ることが根本的な原因で発生するわけではないので、
筋肉を鍛えるということがどれだけ有効であるかは疑問です。

浮き指が筋肉の弱りの結果として発生するということを証明した、
学問的吟味に耐えられるような論文はないと思います。

浮き指は足が歪んで、筋肉の働く方向が変えられたから発生したのです。

足を使う激しいスポーツ、たとえば陸上競技やサッカーを行なう選手にも
浮き指がたくさん見られるように、筋肉そのものが弱るのが原因ではないのです。

しかも何らかの原因で弱っているとしても、
普通に生活している人の場合は使わなくて弱っているわけではなく、
使いすぎて(使われすぎて)弱っていることの方が多いと思います。

ですから筋肉を鍛えようとすると余計に筋肉が使われすぎるということになりかねません。

ですから弱った筋肉を鍛える前に、
それ以上筋肉が使われすぎないように構造的に優れた靴と足底板を使うことと、
弱った筋肉に対してマッサージとストレッチを十分に行うことが大事です。

ではなぜ筋肉の働きが変わったのかというと、骨格が変わったからです。
もう少し詳しく言うと、足が内側に倒れたからなのです。
これを過回内(オーバープロネーション)と言います。
足のアーチが下がっている場合は、この異常な動きが浮き指の本当の原因です。

ですからこの異常な動きを止めてやればいいのです。
どうやるのかというと、足底板を使うのです。

これをウォーキングシューズに入れて生活すればいいだけのことです。
定期的にしっかり歩けばなお結構です。

そして浮き指のことなんかしばらく忘れてしまいましょう。
1年ぐらいしたら、どうなっているかを確かめてみたらいいです。

当院で浮き指が改善した人はみんな「気がついたら改善していた」という感じです。
とくに子供さんの場合は足をよく動かすので、とても効果があります。

色々な運動をやりなさいと言っても続くことがないので、
足底板を入れた靴を履かせて遊ばせておけばいいのです。
試してみて下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA