浮き指の改善方法をその真の原因を踏まえて徹底的に科学する

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浮き指には主に3つの原因からくるものがあります。それらは

  1. カカトの内側への倒れからくる浮き指
  2. ハイアーチからくる浮き指
  3. 靴の圧迫からくる浮き指

です。1)と3)、あるいは2)と3)が混合されたものもあります。

これらの違った原因で起こる浮き指は、当然のことながら違った対処をしなければなりません。
それぞれの浮き指を治す方法はすべて違うので、それぞれについて説明する必要があります。

1.カカトの内側への倒れからくる浮き指の対処法

カカトの内側への倒れからくる浮き指は扁平足タイプの外反母趾の対処法とほぼ同じです。
扁平足タイプの外反母趾もカカトの内側への倒れが主な原因だからです。

カカトが倒れることの原因となるねじれについては
足が内側に倒れ過ぎて浮き指になるメカニズムを詳しく説明」で詳しく説明しましたが、
「ねじれ」というのは下図のようなものだとイメージするとよいでしょう。

前足部内反

足の前半分の内側が少しだけ上がっている足(Pod Mech vol.2. 株式会社インパクトトレーディング, 2006, p8)

足のねじれの見方

こうやって足の変形(ねじれ・ゆがみ)を見ます。

浮き指の場合も外反母趾と同様に、
このねじれの影響が出ないようにしなければいけません。
このねじれを下図のような方法で補正すれば、そのねじれの影響は出にくくなります。

足底板の原理

(Pod Mech vol.2. 株式会社インパクトトレーディング, 2006, p8, 改変)

そのためにインソール(既製品)や足底板(オーダーメイド)を使います。

インソール

インソール(既製品)

 

足底板

足底板(オーダーメイド)

ただその前にすぐれた構造の靴(ウォーキングシューズ)を準備することが必要です。
構造的に悪い靴に、インソールや足底板を入れてもその効果を十分に発揮させることはできません。

ウォーキングシューズ

ウォーキングシューズ

仕事でパンプスを履かなければいけない女性の方は、
ヒール高が3~5センチのもので、カカトの部分が深めのものを選び、
その中にインソールや足底板を入れるとよいでしょう。

パンプス

メディフィットのパンプス

 

インソール

パンプス用インソール。

ヒール高が5センチを超えるとフクラハギの筋肉が働きすぎます。
この状態が続くとフクラハギの筋肉が短縮したり硬くなって、
こんどはタイプ2のミックスされた浮き指になる恐れがあります。

インソールの方が安価なので、まずはこちらを使ってみる。
そして十分な効果が感じられなかったら足底板にするのも一つの方法です。

ただ痛みのある症状の場合は効果が分かりやすいのですが、
浮き指のように痛みがなくて、改善に時間がかかる症状の場合は効果が分かりにくいかもしれません。

またインソールは足の後ろ半分のねじれには効果的ですが、
このページの最初のイラストのように足の前半分が上がってねじれている場合には
効果を発揮しづらい場合があります。
したがってそういう場合は初めから足底板を作った方がよいと思います。

2.ハイアーチからくる浮き指の対処法

このタイプの浮き指の場合は改善が難しい場合もあります。
が、足のねじれ・ゆがみからくるトラブルを最小限にする意味でも足底板を入れた方がよいです。

(Pod Mech vol.2. 株式会社インパクトトレーディング, 2006, p5, 11 改変)

 

スネにある筋肉が弱っている場合やフクラハギの筋肉が硬すぎる場合にはそれらに対する施術も必要です。弱った筋肉ならば運動して鍛えればよいのではないかと思われがちですが、そうとは限りません。

筋肉を使わなくて弱っている場合は鍛えればよいのですが、
その筋肉が使われすぎて弱っている場合もあります。
そしてこちらの方が圧倒的に多いです。

筋肉が使われすぎて弱っている場合は
マッサージとストレッチをしっかり行わなければいけません。
専門家に鍼治療を受けるのもよいでしょう。

3.靴の圧迫からくる浮き指の対処法

まずは構造的に優れた靴で、足の大きさに合ったものを購入しましょう。
熟練したシューフィッターに選んでもらえたらベストです。
その際にシューフィッターのアドバイスにはよく耳を傾けることが大事です。

よくあるのが、
シューフィッターがよいと言っている靴よりも大きいものを購入することです。

選んでもらったのは、これまで履いてきたものよりも小さい場合がほとんどで、
それに不安を感じるわけです。

とくに外反母趾のひどい方や、ひどくなくても痛みのある方はそう考えます。
でもシューフィッターの言葉を信じた方が失敗しないことが多いです。

そののち、信頼のおける施術家にかかるのがよいと思います。

4.歩き方を変えるのは効果があるのか

悪い歩き方が浮き指の原因になるとの説があります。
歩き方が悪いがために筋肉が弱って浮き指になるという説です。

しかし「浮き指に対する2つの大きな勘違いを理論的に説明してみた」で述べたように、
筋肉が弱ることが原因で浮き指になるわけではありません。

アメリカンフットボールや陸上競技のように
しっかりと足を使う競技の選手の中にも浮き指の人はたくさんいます。
足の構造が悪いから浮き指になるのです。

また歩き方はほとんど足の構造によって決まるものです。
足の構造が「原因」で、浮き指や歩き方はその結果としての「症状」なのです。

風邪をひいて症状として咳やくしゃみが出ているときに、
咳やくしゃみが出ないように我慢しても治まりません。
ましてや発熱などは自分ではどうしようもないでしょう。

ですから症状を変えるためには原因を何とかしなければいけないのです。
意図的に普段と違う歩き方をしようと思ってもなかなかできませんし、
仮に一時的にできたとしても続きません。
したがって歩き方を意図的に変えようとするのは浮き指の改善としては賢明な策ではありません。

 

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治療家も真っ青!超短期間で痛みを1/10にする方法

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足や膝や腰のトラブルに関しては

さまざまな施術方法が存在します。

 

しかし欧米で研究が進んでいる「足病学」の理論に基づいた施術方法は

まだ一般的には知られていません。

 

私たちの身体の構造は多くは遺伝によって

両親から引き継いでいます。

足の構造も両親のどちらかから引き継いでいるのです。

 

足に異常な構造があると、それは足の異常な動きを生みだし、

さらにスネ、膝、フトモモ、骨盤、背骨に異常な動きを発生します。

 

その異常な動きは

シンスプリント、変形性膝関節症、変形性股関節症、坐骨神経痛、

腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰痛、

頸の痛み、猫背、ストレートネックなど

さまざまなトラブルを引き起こすのです。

 

これらの疾患から来た痛みを改善するのには

まずは足の異常な構造を足底板(そくていばん)によって補正し、

足の正しい動きを作ってやらなければなりません。

 

そして身体の動きを正常に近づけた上で、

痛みを出している部分(ほとんどは筋肉です)の施術を行います。

 

欧米では足底板はごく一般的に使用されていますが、

日本ではあまり一般には知られていません。

 

あなたも足病学に基づく施術を受け、

一日も早く、身体のトラブルを改善させてください。


一日も早く身体の痛みを解消したい方はこちらへ

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